イタリアではクリスマスツリーの下にプレセペ(プレセピオ)と呼ばれる、イエス降誕のシーンを再現した模型が置かれます。
それを人間で再現したものがプレセペ・ビベンテなのです。
1月6日までの週末などに色々な街で開催されます。
ちなみにプレセペの一例です。
プレセペ・ビベンテは街中やマッセリア(農園・プーリア版アグリツーリズモ)などで行われます。
街の人が昔の衣装を着、何かしらの仕事をしたり役を演じたりしている中を歩いていきます。
ちなみにここの写真はオストゥーニ旧市街のものとオストゥーニ近郊のマッセリアでの物が混じっています。
仕事で多いのはパスタ作り、編み物、商店などですが、鉄を打ったり、石臼で小麦を挽いたりと普段あまり見かけないような事をしている場合もあり、見ているだけでも楽しくなります。
また実際にパンを焼いたりペットレ(プーリアでクリスマスシーズンに食べる揚げ物)を揚げたりしている事もあり、その場合は実際に食べる事ができます。ワインもあったりしますよ。
お金を払う事もありますが、無料であったり寄付で、という場合が多いです。
歩いている途中、または最後にイエス降誕のシーンが必ずあります。
イエスも本物の赤ちゃんという場合が多いです(1枚目の写真のイエスも本物の赤ちゃんです)。
また馬やロバ、ヤギなど本物の動物がいることも多いです。
毎日しているわけではないので確認が必要ですが、12月の週末やクリスマス、1月6日などの夜にしています。
この時期にプーリアに来られる方はぜひ足を運んでみてくださいね。
ただ無料の場合でも、気持ちだけで構いませんので寄付は是非ともしてくださいね。